ベンダロックインの解消により、さまざまな国や地域で柔軟な無線アクセスネットワークの構築が可能となるため、誰も取り残されることのない豊かな未来を実現します。
ドコモは、グローバルベンダとともに
5G × オープンRANを世界中へ提供し、
地球のあらゆるところで、いつでも、誰もが
つながることのできる世界を実現します。
ドコモから世界へ。
5G × オープンRANで世界中に
イノベーションを
オープンRANとは、無線基地局の仕様をオープンかつ
標準化することにより、さまざまなベンダの機器やシステムとの
相互接続を可能とする
無線アクセスネットワーク(RAN)のことです。
同じベンダ機器同士でしか接続できない
異なる複数のベンダ機器を相互接続できる
OREC(5GオープンRANエコシステム)は、オープンRANを普及させるために
2021年2月にドコモとグローバルベンダ12社が立ち上げたプロジェクトです。
2021年10月に1社追加され、13社となっています。(2022年2月時点)
ドコモのノウハウと、
各業界の有力なグローバルベンダの強みを融合させ、
海外キャリアの多様な要望に応えた仮想化基地局(vRAN)を提供していきます。
ドコモがこれまで培ってきた、複数ベンダの装置を組み合わせるノウハウを活かし、
多数のグローバルベンダの強みを結合させるのではなく融合させることで、
これまで以上に柔軟で拡張性の高いネットワークを実現します。
ドコモは2020年3月には世界ではじめて全国規模で、オープンRANにて5Gサービスを開始しました。
2021年には5G基地局数はすでに1万局を超えて、契約者数は1,000万を超えています。
O-RAN仕様*に準拠したマルチベンダ接続の仮想化基地局を、2022年度商用化予定です。
マルチベンダ接続で安定した通信が可能かどうかを検証できる環境は、シェアドオープンラボとして外部へ共有可能となっています。
O-RAN ALLIANCE、もしくは、同団体の活動やそこで策定された仕様のことを示します。
(例)O-RAN仕様、O-RANフロントホール など
ドコモのシェアドオープンラボは、海外からでもリモートで利用可能です。
海外キャリアに向けて最適なRANをパッケージ化し、導入から運用まで責任を持って提供します。
通信キャリアで検証環境を
用意する必要があったため…
人手が必要
構築コスト
がかかる
時間がかかる
ドコモのラボを
世界中から利用できるようになるため…
ベンダロックインの解消により、さまざまな国や地域で柔軟な無線アクセスネットワークの構築が可能となるため、誰も取り残されることのない豊かな未来を実現します。
新規ベンダの参入機会が広がることによって基地局市場が活性化され、機器の高止まりを防ぎます。さらに、汎用サーバーの活用などにより、コスト低減につながります。
ドコモのノウハウを活用して各ベンダの強みを融合させたマルチベンダ接続の仮想化基地局(vRAN)によって安定した通信環境を提供します。
ドコモは、多様なニーズに応えられる柔軟なネットワークの構築を可能とする、オープンな無線アクセスネットワークの海外展開を目的とした「5G オープンRANエコシステム」の取組みを推進しております。
本ホワイトペーパーでは、5G オープンRANエコシステムの狙い、オープンRANの導入により期待されるさまざまなベネフィットやユースケースの紹介、オープンRAN、特にvRANを導入するために考慮すべき課題に対し、どのようなアプローチで課題解決に取組むのかを解説し、目標とする具体的なオープンRANの性能指標についてまとめています。