ドコモは2024年に、ドコモの5G商用ネットワークへ、新たな組み合わせの「OREX Packages」を導入します。
ドコモはこれまで、世界中の通信ネットワークの効率的で自由な構築の実現をめざし、真のOpen RANを推進してきました。その第一歩として、2023年9月にドコモの5G商用ネットワークへ、富士通株式会社の基地局ソフトウェア、 Wind Riverのクラウド仮想化基盤、 NVIDIAのアクセラレータ、インテルのプロセッサを採用した汎用サーバを組み合わせた「OREX Packages」を導入し、運用してきました。そして今回新たに、日本電気株式会社の基地局ソフトウェア、Amazon Web Services (AWS)およびレッドハット株式会社のクラウド仮想化基盤、Qualcomm Technologies, Inc.のQualcomm® X100 5G RANアクセラレーターカード、Hewlett Packard Enterprise (HPE)およびデル・テクノロジーズ株式会社の汎用サーバの組み合わせを導入します。これらの製品はいずれもOREX Partnersによって提供され、ドコモがインテグレーションを行います。
これらの真のOpen RANの実現に向けた取り組みは、OREX Partnersと海外通信事業者の双方にメリットをもたらします。OREX Partnersにとってのメリットは、自社が得意とする機器の開発に注力し、その分野において貢献することで、ビジネス機会を広げられることです。今回の組み合わせにおける各製品の特徴は、以下の通りです。
日本電気株式会社 |
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Amazon Web Services (AWS) |
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レッドハット株式会社 |
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Qualcomm Technologies, Inc. |
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Hewlett Packard Enterprise (HPE) |
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デル・テクノロジーズ株式会社 |
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海外通信事業者にとってのメリットは、ベンダロックインの解消により多様な選択肢の中からニーズにあった最適な製品を選択し柔軟な無線アクセスネットワークが構築できること、また新規ベンダの参入機会が広がることにより基地局市場が活性化され、コスト低減に繋がることです。
ドコモは今後もOREX Partnersとの連携を強化し「OREX Packages」の組み合わせを拡充することで、各社の強みを最大限に活かしたコストパフォーマンスの高い基地局を提供し、これまで以上に多くのお客様のご要望に応えていきます。
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