株式会社OREX SAI(以下「OREX SAI」)は、日本ヒューレット・パッカード合同会社 (以下、「HPE」) と、マルチベンダーOpen RAN環境におけるゼロタッチライフサイクルオートメーションの提供を実現するため、戦略的パートナーシップの覚書 (以下、「MOU」) を締結しました。
OREX SAIは、年内に予定されている商用プロジェクトに向けて、当社が提供する「OREX SMO」と、HPEが提供する「HPE Telco RAN Automation」を連携させたサービスの開発・提供を実現していきます。
本MOUにおける主な目的は、以下の3点になります。
事前統合・事前検証されたマルチベンダー構成のサーバー、CaaS、RAN vDU/vCUソフトウェア管理の自動化により、真のRAN Open化を実現し、ORANの迅速な市場投入を可能とします。
また、Open RANのハードウェアおよびソフトウェアの装置種別が新たに追加となった場合でも、最短2カ月で開発を含めたインテグレーションを実現していきます。
プロビジョニングのオーケストレーションと運用管理により、マルチベンダー環境におけるOpen RANのゼロタッチライフサイクル管理自動化を実現します。
ゼロタッチプロビジョニングの実現により、導入プロセスの稼働を最大で60%削減を実現していきます。
AI/MLを活用した異常検出と傾向予測機能により、ネットワークパフォーマンスとリソース効率をリアルタイムで向上させる事を可能とします。
OREX SAI CTO 兼 NTTドコモ Chief Open RAN Strategistの安部田貞行:
TCOの削減と運用の簡素化は、5GとOpen RANの展開を加速するための重要な要素です。HPEとのコラボレーションにより、さまざまな組み合わせでマルチベンダーOpen RANの運用を大幅に改善できます。
HPE Aruba Telco Solutions OSSおよび自動化製品のポートフォリオ・戦略を統括するシニアディレクター ステファノ・カッペリ氏:
HPEとORAX SAIとのコラボレーションにより、お客様がマルチベンダーOpen RANスタックを導入する際の課題克服を支援できることを嬉しく思います。
HPE RAN AutomationをOREX Open RAN製品と組み合わせることで、Open RANのビジョンと目標に沿って最適なレベルの俊敏性と効率性でお客様のRAN Open化の取り組みを支援できると考えています。
株式会社OREX SAI
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