リテールDXプログラム
ドコモリテールDXプログラムでできること
ドコモがこれまで提供してきたマーケティング・販促支援ソリューションサービスに加え、ドコモリテールDXプログラムでバリューチェーン全体での施策実行・改善を支援していきます。
ドコモリテールDXプログラムは、ドコモが有する約1億(*1)の会員基盤データなどドコモの強みを活用した、流通・小売企業向けのマーケティングDX支援プログラムです。
(*1) 2024年3月現在。
流通・小売企業のバリューチェーン全体をデータドリブンでマーケティング支援
(*2)お客さまに同意をいただいた範囲で連携
1.リテールDXダッシュボード
流通・小売企業の購買データとドコモデータを組み合わせて、さまざまな角度からのデータを分析することが可能なダッシュボードを提供することで、データドリブンでリテールDXの実現をサポートします。
ダッシュボードでは、自社顧客エリア分析、来店予兆分析、リピート分析、併売分析、周辺エリア来店推計、自社顧客属性分析、エリアポテンシャル分析、ランク別顧客分析 、時系列売上分析、自社店舗エリア来店推計などの機能が利用可能です。
現在、ID-POSデータを常時連携いただけるdポイント/d払い加盟店さまには一部機能(*1)を除いて無料(*2)で提供しています。今後、有償提供も予定しています。
(*1) 周辺エリア来店推計、自社店舗エリア来店推計は有償提供になります
(*2) 10アカウントまで無料提供
01自社顧客エリア分析
ドコモが持つ鮮度が高く正確な情報をもとに、自店舗に来店する顧客の居住エリアや属性を、ダッシュボード上にビジュアルで分かりやすく表示することができます。
02来店予兆分析
顧客理解エンジン「docomo Sense」により行動データを解析し、来店可能性の高い潜在顧客を推計。ドコモの会員規模を活かし、新規来店を促すダイレクトなコミュニケーションを実現できます。
03リピート分析/併売分析
購買情報(ID-POSデータ)とドコモが保有するデータを掛け合わせることで、顧客の属性ごとにリピート商材や買上点数UPのキー商材を把握することが可能となります。
04周辺エリア来店推計
位置情報から自店舗および周辺店舗の来店状況を推計し、比較することが可能です。
40秒でわかる リテールDXダッシュボードの機能
2.アプリ開発/収益化支援
ドコモのグループ会社であるDearOneでは、アプリ開発サービスとして「ModuleApps2.0」、収益化支援としてリテールメディア「ARUTANA」を提供しています。
ModuleApps2.0
ModuleApps2.0は、企業や自治体を対象とした伴走型アプリ開発サービスです。
豊富な標準機能モジュールの中から必要なものを選択してアプリに組み込むだけで、自社の公式アプリを短期間・低価格で開発することが可能であり、小売業をメインに飲食・サービスから金融・自治体まで、幅広い多くの業種に導入されています。さらに、標準機能モジュールにない機能は個別に開発することができ、コストを抑えながらご要望に応じた柔軟なアプリ開発が可能です。
また、アプリリリース後もアプリのグロースに向けた継続的な分析・改善提案を実施いたします。
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200社以上の企業さまへの
導入実績あり - 低価格・短納期
- 開発期間:最短1ヶ月
(*1) その他、ご要望に応じ個別の機能開発も可能です。 (別途料金あり)
ARUTANA
流通・小売企業1社のアプリだけではリーチ力が限られる場合でも、「ARUTANA」に参画することでDearOneが各流通・小売企業のアプリを束ね、消費者がアプリを開くことの多い店頭など、購買検討タイミングでの広告配信が可能になります。
PoC(*2)では高い効果が確認できており、サービス提供開始時点では、既に13社、9,276店舗、1,427万MAUのユーザーに対して広告が配信可能となっています。
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日本最大の
リテール公式アプリ数の
広告ネットワークを構築(*3) -
イオンリテール各社さま、
ウエルシアさまなど -
13社、9,276店舗、
1,427万MAUでサービスを開始
広告配信ネットワーク拡大のため、ModuleApps2.0導入企業のアプリに「ARUTANA」モジュールを標準搭載することに加えて、外部アプリ向けに各流通・小売企業の持つアプリと「ARUTANA」を接続するために必要なツールのセット(SDK)を提供しております。
広告主であるメーカー企業などから広告収入の一部が流通・小売企業に還元される仕組みとなっており、新たな収益機会の創出に貢献します。
ModuleApps2.0やARUTANAは単体でご利用いただくことも可能です。今後さらなるサービス拡充も予定しています。
(*2)Proof of conceptの略。試作開発に入る前段階の検証プロセスを指します。今回、2023年7月〜8月にかけて複数件のPoCを実施し、広告主の商品やキャンペーンの認知拡大に対する影響度合いを検証いたしました。結果として、一般的なディスプレイ広告の平均CTR(Click Through Rateの略。広告が表示された回数に対し、どのくらいの割合でクリックされたかを表す指標のこと。)の3~5倍程度を記録いたしました。
(*3)連携するリテール公式アプリ数(第三者の広告配信面を有するものに限る)の比較 2023年10月25日時点
3.リテールDX実行支援サービス
業界最大級の商品情報データベースおよび全国の主要小売店約6,000店舗を対象とする販売実績データ(小売店パネル)などを通じて、マーケティング支援事業を提供しているインテージ、ID-POSデータをはじめとするリテールデータを活用してリテールDX支援を推進するフェズとの業務提携を通じて、流通・小売企業に対して、バリューチェーン全体の最適化を支援するワンストップの実行支援サービスを提供しています。
ドコモが保有するdポイント会員のデータを連携してインテージのデータ分析力で価値化することで、流通・小売企業が抱えるさまざまな課題に対して、課題解決のためのインサイトの導出から、分析・マーチャンダイジング・店舗オペレーション・広告・販促を通じ、収益化を実現するトータル事業支援サービスの提供をめざします。
さらに、フェズの知見を活用して流通・小売企業の課題解決に向けた、ドコモのdポイント会員データと流通・小売企業データとのより効果的な連携手法の開発と、企画力・実施力の強化を実現します。
ここまでご紹介したサービスに加えて、今後もリテールDX支援サービスのリリースを予定しており、流通・小売企業の課題解決に伴走してまいります。
(*1)お客さまに同意を頂いた範囲で連携
目的からプロダクトを探す
ドコモの持つ情報資産と多種多様なプロモーションメディア媒体を活用して、
パートナーさまの目的・課題に合わせた最適なソリューションをカスタマイズしてご提案します。
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顧客分析・
理解を深めたい- □ 潜在的な需要を捉えたい
- □ 新たな自社ターゲットを見つけたい
- □ 蓄積した自社データをより活用したい
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新規顧客を
効果的に獲得したい- □ ドコモデータでターゲティングしたい
- □ CPC・CPAの改善を図りたい
- □ 効果的なターゲティングをしたい
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販売促進を
効果的に行いたい- □ 店舗誘導を図りたい
- □ 独自キャンペーンを展開して集客したい
- □ 顧客のデータを蓄積したい
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継続的に
購買・来店させたい- □ 継続購入してもらいたい
- □ 購買単価を上げたい
- □ LTV(ロイヤリティー)を最大化したい
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一貫したブランド体験を
提供したい- □ ユーザーに一貫したブランド体験を提供したい
- □ マーケティングのフルファネルでPDCAを行いたい
- □ すべての広告効果測定や購買プロファイル分析を行いたい